無理なダイエットは栄養障害性の脂肪肝の原因にも!
せっかく痩せようと決心しても、健康に影響があると聞いては、なんだか心配ですよね。
糖質制限ダイエットが危ない?
色々な情報がありますが、栄養障害性脂肪肝の原因は、極端なダイエットからの、タンパク質やビタミンの極度な不足によるものでしょう。
一般的な糖質制限ダイエットで脂肪肝になるとは、ちょっと考えられませんね〜
実体験してわかりましたが、糖質をある程度制限しつつ、良質なタンパク質を豊富に摂れば、脂肪肝も改善するし、十分健康的に痩せる事が出来ますよ!
逆に肝臓内部の脂肪が減るので、γ-GTPなどの数値も改善しました。
糖質制限(炭水化物)ダイエットで痩せたり、肝機能が改善する理由
炭水化物は3大栄養素のひとつとして、重要な栄養素であることは間違いありません。しかし、炭水化物を少々抜いたところで、替わりの部分から必要な栄養が摂れるので問題ありません。
炭水化物が無くても、糖新生で代替システムが働く
人体は、炭水化物(糖質)を分解して作られるエネルギー源・ブドウ糖を、インスリンの分泌や糖新生のシステムでコントロールしています。
『炭水化物 = 糖質 + 食物繊維』です。ダイエットに大きな関係があるのが、糖質です。
痩せたり太ったりする原因は糖質を摂取する量に関係します。
おおざっぱにいいますと、
- 糖質を摂り過ぎると、変換されたブドウ糖が余るので、脂肪として蓄積される
- 糖質を摂らないと、ブドウ糖が不足する。今度は脂肪を使いだすので体脂肪が減る
脂肪を使いだすシステムを糖新生と呼びます。糖新生はご飯(糖質)を食べないで過ごすと、誰にでも発生する体の仕組みです。(糖新生とは)
糖質過剰・体脂肪が増加 > 糖質不足・体脂肪が減少
簡単にまとめると、脂肪は体がエネルギー源として確保しているストックと言えますね。現代人はこのストック量が過剰すぎるので、成人の4人に1人は脂肪肝とか診断されているんです。
緩やかな糖質制限ダイエットは、脂肪の燃焼を促し、体脂肪減少や脂肪肝改善に効果があります(体験談)
糖新生が働くと肝臓内部の脂肪も減るので、脂肪肝になるどころか、逆に肝機能が改善します。
糖質制限ダイエットと極端なダイエットの違い
糖質制限でたんぱく質が消費されすぎて筋力の低下や骨粗しょう症の危険がある?
医学的な根拠(エビデンス)は存在しません。
体脂肪は減りましたが、筋肉量は特に変化しませんでした(体験談)
糖質量を減らした分だけ、良質なタンパク質を豊富に摂れば、経験上は無問題です。(体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪量、基礎代謝量がわかる体重計で、ずーっと記録を付けています)
ゆるやかな糖質制限のススメ
糖質は色々な食品に含まれていますので、まったく摂らないのも不可能ですね。
どれくらい摂ればダイエットに効果があるのでしょう?
人により違いはありますが、成人男性の一日あたり糖質摂取量は300g前後と言われています。体験値ですが、半分にすれば十二分に効果があるでしょう。
糖質量 130g〜150g/1日(経験値)
こちらもエビデンスはありません。医学的にも賛否両論ですので
糖質量の摂取基準があればいいのですが、明確なガイドラインは現状では存在しません。
極端なダイエットとは?
朝抜き、昼抜きとかの極端なダイエットは、体に必要充分な栄養が摂れなくなります。とくにタンパク質とビタミンが極度に不足すると、栄養障害性の脂肪肝の原因になると言われています。
健康的なダイエットを目指すなら、
- 糖質を控えめに
- 良質なタンパク質を豊富に
- 食物繊維もバランス良く
- ビタミン・ミネラル不足に注意
- 適切な運動も
といったポイントに気をつけてみてはいかがでしょうか?
置き換えダイエットをするなら、上記の必要な栄養素が不足しないようにすれば、体調不良などのトラブル防止につながります。
ムリは禁物ですね。ダイエットをするなら、半年とか1年単位で計画されてはいかがでしょうか?